危険物の使用停止命令の覚え方！許可の取消しについて

製造所等の所有者等が、命令に違反したり、基準を遵守しなかった場合、市町村等は使用停止命令や許可の取り消しを命じることができます。

それぞれの事項についてしっかり確認しておきましょう。

危険物の使用停止命令の覚え方！ポイントまとめ

使用停止命令を受ける事項は以下のとおり。

内容（覚え方）としては、主に【人的】な違反をした場合と覚えておくと良いでしょう。

そしてこの内容は使用停止の措置だけとなり、許可の取り消しまでにはなりません。

つづいては、許可の取り消しまたは使用停止命令になる事項です。

主に施設に関わることに違反した場合、許可の取り消しまたは使用停止になりますのでご注意ください。

使用停止命令	許可の取り消しまたは使用停止命令
➀危険物の貯蔵・取扱基準の遵守命令に違反した場合 ②危険物保安管理者を定めていない（業務が統括管理されていない） ③危険物保安監督者を定めていない（作業の保安が監督されていない） ④保安統括管理者、保安監督者の解任命令に従わなかった場合	➀無許可で製造所等の位置、構造、設備を変更した場合 ②完成検査済証交付前に施設を使用した場合、または仮使用の承認を受けないで使用した場合 ③仮使用の承認なく施設を使用した場合 ④市町村等の修理、改造、移転の命令に従わなかった ⑤点検記録を作成していない、保存していない ⑥政令で定める屋外タンク貯蔵所または移送取扱所の保安検査を受けていない
主に【人的】な違反をした場合	主に【施設】に関わる違反をした場合