地下タンク貯蔵所とは、地盤下に埋設されているタンクにおいて危険物を貯蔵しまたは取り扱う施設のことです。
地下タンク貯蔵所の構造や通気管の定期点検!設備について簡単解説
消防法第14条の3の2では、定期点検の必要な施設の所有者等は、その施設を定期に点検し、点検記録を作成し、一定期間これを保存することを義務付けています。
そして地下タンク貯蔵所では必ず定期点検を実施しなければなりません。
定期点検は1年に1回以上、記録は3年間保存します。
点検記録に記載する内容は以下のとおりです。
➀製造所等の名称
②点検年月日
③点検方法と結果
④点検実施者の氏名
一方で、定期点検において技術基準に適合していないと判断された場合、市町村等は、
- 修理
- 改造
- 移転
を命じることができます。
また施設によってはその施設ごとに定められた周囲で漏れの点検を行わなければなりません。
地下タンク貯蔵所の構造や設備を図解で解説
【地下タンク貯蔵所★イメージ図】
地下タンク貯蔵所は保安距離は不要で容量は無制限です。
第5種の消火設備を2個以上設けてください。
また、タンクの周囲4箇所に漏えい検査管を設け、通気管はΦ30mm以上で高さは4m以上と義務付けられています。
さらに軽量口は、軽量するとき以外は閉鎖しておきましょう。
地下タンク貯蔵所の構造や通気管の定期点検!設備まとめ
定期点検は1年に1回以上、記録は3年間保存
地下タンク貯蔵所は保安距離は不要で容量は無制限
第5種の消火設備を2個以上
タンクの周囲4箇所に漏えい検査管を設け、通気管はΦ30mm以上で高さは4m以上
軽量口は、軽量するとき以外は閉鎖
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