乙種第4類危険物取扱者の試験に合格するには、過去問での問題演習が必須!
乙種第4類危険物取扱者の試験分野からランダムで出題しています。(過去問形式)
ぜひチャンレンジしてみてください。(全24問)
- 乙種第4類危険物取扱者の過去問!乙4試験対策
- 乙種第4類危険物取扱者過去問1
- 乙種第4類危険物取扱者過去問2
- 乙種第4類危険物取扱者過去問3
- 乙種第4類危険物取扱者過去問4
- 乙種第4類危険物取扱者過去問5
- 乙種第4類危険物取扱者過去問6
- 乙種第4類危険物取扱者過去問7
- 乙種第4類危険物取扱者過去問8
- 乙種第4類危険物取扱者過去問9
- 乙種第4類危険物取扱者過去問10
- 乙種第4類危険物取扱者過去問11
- 乙種第4類危険物取扱者過去問12
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- 乙種第4類危険物取扱者過去問16
- 乙種第4類危険物取扱者過去問17
- 乙種第4類危険物取扱者過去問18
- 乙種第4類危険物取扱者過去問19
- 乙種第4類危険物取扱者過去問20
- 乙種第4類危険物取扱者過去問21
- 乙種第4類危険物取扱者過去問22
- 乙種第4類危険物取扱者過去問23
- 乙種第4類危険物取扱者過去問24
- 乙種第4類危険物取扱者の過去問を解く!乙4試験対策まとめ
乙種第4類危険物取扱者の過去問!乙4試験対策
乙種第4類危険物取扱者の試験対策(過去問)
乙種第4類危険物取扱者過去問1
アセトアルデヒドの性状について、次のA~Eのうち、誤っているものの組み合わせはどれか。
A 常温(20°C)では引火の危険性はない。
B 水、エタノールに溶けない。
C 無色の刺激臭のある液体である。
D 沸点が低く、 非常に蒸発しやすい。
E 引火性物質であり、 酸化性物質とよく反応する。
1 AB 2 AE 3 BC 4 CD 5 DE
1
【解説】
アセトアルデヒドは水溶性(水に溶ける)で、第4類危険物の共通性状としてアrコールや有機溶剤に溶ける。
また特殊引火物に分類されるため、引火点は-20℃以下で常温では引火の危険がある。
乙種第4類危険物取扱者過去問2
ガソリンの性状について、 次のうち正しいものはどれか。
1 燃焼範囲は3~44vol%と非常に広い。
2 無機化合物である。
3 電気を通しやすい。
4 引火点以下では蒸気は発生しない。
5 種々の炭化水素の混合物である。
5
【解説】
ガソリンは様々な炭化水素の混合物で、有機化合物(炭素Cを含む)である。
オレンジ色に着色され、引火点₋40℃、発火点300℃、燃焼範囲1.4~7.6vol%であり、電気を通さないので静電気がたまる。
さらに引火点以下でも蒸気を発生させる。
乙種第4類危険物取扱者過去問3
ガソリンの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 ガソリンは、 炭素の数が1~21個の炭化水素の化合物である。
2 揮発しやすい液体で、 特有の臭気をもつ。
3 第1類の危険物と混合すると、 発火の危険性がある。
4 自動車用ガソリンは、オレンジ系の色に着色されている。
5 燃焼範囲は、おおむね1~8vol%である。
5
【解説】
ガソリンは炭化水素の混合物。
混合物とは2種類以上の純物質が化学変化せずに混じり合ったもののことで2種類以上の原子が化学的に結合した化合物ではない。
乙種第4類危険物取扱者過去問4
ベンゼンとトルエンの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 芳香族炭化水素である。
2 引火点は常温 (20°C) より低い。
3 有毒である。
4 水に溶けないで、水より重い。
5 無色透明の液体である。
4
【解説】
第一石油類のベンゼンとトルエンは水より軽い
乙種第4類危険物取扱者過去問5
ベンゼンとトルエンの性状として、 次のうち誤っているものはどれか。
1 無色透明な液体である。
2 水に溶けるが、 アルコールには溶けない。
3 引火点は常温(20°C) より低い。
4 芳香族炭化水素に属し、 蒸気には芳香性がある。
5 樹脂、油脂、ゴムをよく溶かす。
2
【解説】
ベンゼンとトルエンは水に溶けないが、アルコールや有機溶剤に溶ける。
乙種第4類危険物取扱者過去問6
灯油の性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 電気の不良導体である。
2 引火点はベンゼンより高い。
3 水より軽い。
4 水に溶けない。
5 発火点は100°Cである。
5
【解説】
灯油の発火点は220℃
乙種第4類危険物取扱者過去問7
軽油の性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 引火点は30°C~40°Cの範囲内である。
2 石油臭がある。
3 第一類及び第六類の危険物と混触すると、 発火のおそれがある。
4 水に溶けない。
5 蒸気は空気より重い。
1
【解説】
軽油の引火点は約45℃以上
第二石油類の引火点は21℃以上70℃未満
乙種第4類危険物取扱者過去問8
酢酸の性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 無色透明の液体である。
2 水溶液は腐食性を有している。
3 蒸気は空気より重い。
4 刺激性の臭気を有している。
5 有機溶媒に溶けない。
5
【解説】
酢酸は有機溶媒に溶けて、水にも溶ける
乙種第4類危険物取扱者過去問9
酢酸の性状として、次のうち正しいものはどれか。
1 無色無臭の液体である。
2 水より軽い。
3 水とは任意の割合で混合するが、 アルコールとエーテルには溶けない。
4 有機性の酸で金属を腐食する。
5 引火点は常温 (20°C) より低い。
4
【解説】
酢酸の性状
- 無色でつーんとくる臭いがある
- 水より重く、水とは任意の割合で混合
- アルコールとエーテルに溶ける
- 引火点は第二石油類で常温(20℃)より高くなる
乙種第4類危険物取扱者過去問10
重油の性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 褐色又は暗褐色の液体である。
2 種々の炭化水素の混合物である。
31種(A重油)、 2種 (B重油) 及び3種 (C重油) によって引火点は若 干異なる。
4 発火点は、 70°C~150°C程度である。
5 不純物として含まれる硫黄は、 燃えると有害な亜硫酸ガスになる。
4
【解説】
重油の発火点はおおよそ250℃~380℃
乙種第4類危険物取扱者過去問11
法令上、次の( )に当てはまる語句として、次のうち正しいものはどれか。
「アルコール類とは、 1分子を構成する炭素の原子数が ( )の飽和 1価アルコール (変性アルコールを含む)をいい、 組成などを勘案して 総務省令で定めるものを除く。」
1. 2個以内
2. 1個から3個まで
3. 4個以内
4. 1個から5個まで
5. 6個以内
2
【解説】
アルコール類とは1分子を構成する炭素の原子数が水に溶ける1個から3個までの飽和一価アルコールをいう。
飽和というのは、電子1個を共有して結合していること、一価というのは水酸化イオン(OH)のこと。
乙種第4類危険物取扱者過去問12
メチルアルコールとエチルアルコールに共通する性状で、 次のうち誤っているものはどれか。
1 有毒である。
2 常温で引火する
3 水より軽い。
4 無色透明である。
5 一般の泡消火剤は不適切である。
1
【解説】
エチルアルコールに毒性はない。
メチルアルコールは有毒で飲用すれば失明の恐れがある。
乙種第4類危険物取扱者過去問13
エタノールの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
1 沸点は100°Cより低い。
2 水より軽い。
3 引火点は、灯油とほとんど同じである。
4 無色透明で芳香がある。
5 水にどんな割合にも溶け合う。
3
【解説】
エタノール(エチルアルコール)の引火点は13℃で、灯油は約40℃である。
乙種第4類危険物取扱者過去問14
引火性液体の性状と危険性の説明について、 次のうち誤っているものはどれか。
1 常温(20°C)においては、 沸点の小さいものほど可燃性の蒸気の発 生が容易となり、引火の危険性が高まる。
2 導電率の小さいものは、 流動、 ろ過などで静電気を発生しやすく、 その放電火花が点火源となることがある。
3 多くのものは比重が1より小さいので、燃焼しているものに注水 すると、水面に浮かんで燃え広がり、かえって火災を拡大することがある。
4 アルコール類は注水して濃度を低くすると、その蒸気圧が上昇し、 引火点も上昇する。
5 粘度の大小は、 流出時 (漏えい) の火災の拡大に影響する。
4
【解説】
アルコール類は注水して濃度を低くすると、その蒸気圧が下がって引火点が上昇する。
乙種第4類危険物取扱者過去問15
動植物油類のうち乾性油は自然発火の恐れがあるが、 次のうち自然発火しやすいものはどれか。
1 金属容器に入れた乾性油を倉庫に貯蔵している。
2 ぼろ布等に染み込ませたものを換気の悪い場所で貯蔵している。
3 ガラス容器に入れた乾性油を日光にあたる場所で貯蔵している。
4 水と混ぜた乾性油を屋外に貯蔵している。
5 種々の動植物油が同一場所に貯蔵されている。
2
【解説】
乾性油を布等に染み込ませると、空気との接触面積が大きくなって酸化しやすくなり、換気の悪い場所に放置すると酸化熱で自然発火しやすくなる。
乙種第4類危険物取扱者過去問16
動植物油類で発火を起こしやすい状態にあるものは、次のうちどれか。
1 容器に入った油を、 長時間直射日光にさらしていたとき。
2 油の入った容器を、ふたをせずに置いていたとき。
3 容器に入った油を、 湿気の多い場所に貯蔵したとき。
4 容器からこぼれた油が染み込んだ布や紙などを、 長時間風通しの悪い場所に積んで置いたとき。
5 容器の油に不乾性油を混合したとき。
4
【解説】
乾性油を布等に染み込ませると、空気との接触面積が大きくなって酸化しやすくなり、風通しの悪い場所に放置すると酸化熱で自然発火しやすくなる。
乙種第4類危険物取扱者過去問17
次の文の( )内にあてはまる語句の組合せは、 次のうちどれか。
「動植物油類のうち(A) はヨウ素価が(B)ので空気中の酸素と反応しや すく、この反応で発生した熱が蓄積すると (C) を起こすことがある。」
1.A(乾性油)B(低い)C(自然発火)
2.A(乾性油)B(高い)C(自然発火)
3.A(半乾性油)B(低い)C(自己燃焼)
4.A(半乾性油)B(高い)C(自己燃焼)
5.A(不乾性油)B(低い)C(爆発燃焼)
2
【解説】
ヨウ素価は、油脂100gに吸収する要素のグラム数のこと。
数値が130以上のものを乾性油、130未満100超を半乾性油、100以下を不乾性油として分類する。
乾性油(アマニ油・キリ油)は酸化熱で自然発火する。
乙種第4類危険物取扱者過去問18
次の文の( )内にあてはまる語句の組合せは、 次のうちどれか。
「動植物油類は (A) され、 ぼろ布等に染み込ませると、 熱が蓄積(B)。 これはヨウ素価が高いためであり、ヨウ素価とは油脂(C) に吸収される ヨウ素のグラム数を表したものである。」
1.A(酸化)B(されにくい)C(10g)
2.A(還元)B(されやすい)C(100g)
3.A(酸化)B(されにくい)C(100g)
4.A(還元)B(されにくい)C(10g)
5.A(酸化)B(されやすい)C(100g)
5
【解説】
ヨウ素価130以上の乾性油(アマニ油・キリ油)は、空気に触れると酸化しやすく、そのとき発生する酸化熱で自然発火する。
乙種第4類危険物取扱者過去問19
法令上、危険物保安監督者の選任要件のひとつに、一定期間以上の危険物の取扱いの実務経験が求められるが、 次のうちその期間はどれか。
1. 1カ月以上
2. 6カ月以上
3. 9カ月以上
4. 1年以上
5. 1年6カ月以上
2
【解説】
危険物保安監督者になれるのは、甲種あるいは乙種で6ヶ月以上の実務経験を有する人である。
乙種第4類危険物取扱者過去問20
法令上、危険物保安監督者がしなければいけないことについて、次のうち誤っているものはどれか。
1 危険物の取扱い又は貯蔵時は、 誠実に作業を行わなければならない。
2 危険物施設保安員の指示に従って保安の監督をしなければならない。
3 危険物保安監督者は保安に関する指示を作業員に行い、 取扱いをさせなければならない。
4 火災等の災害が発生した場合指揮をとって消火にあたり、 消防機関に連絡をとらなければならない。
5 災害に備え、近くの製造所等の関係者に連絡を取っておく。
2
【解説】
危険物施設保安員に指示するのが危険物保安監督者(説明が逆)
乙種第4類危険物取扱者過去問21
屋外貯蔵所に貯蔵し、取扱うことができる危険物で、次のうち誤っているものはどれか。
1 硫黄
2 ギヤー油
3 軽油
4 重油
5 ナトリウム
5
【解説】
屋外貯蔵所に貯蔵し取り扱うことができる危険物は、第2類の硫黄、引火性固体、第4類のアルコール類、第二石油類、第三石油類、第四石油類などである。
ナトリウムは第3類危険物なので屋外貯蔵所に貯蔵・取扱いはできない。
乙種第4類危険物取扱者過去問22
地中に埋設された危険物の金属配管を、 電気化学的な腐食から守るために、配管に異種金属を接続する方法がある。 配管が鋼製(炭素を含有する鉄) の場合、次のうち防食効果のあるものはいくつあるか。
アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、銅、ニッケル
1 1つ
2 2つ
3 3つ
4 4つ
5 5つ
3
【解説】
イオン化傾向が鉄(Fe)より大きいものは、鉄より先にイオン化して、鉄のイオン化を遅らせる防食効果がある。
K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au
(貸そうかなぁ、まああてにするなひどすぎる借金)
よってMg(マグネシウム)、Al(アルミニウム)、Zn(亜鉛)が鉄よりイオン化傾向より大きい
乙種第4類危険物取扱者過去問23
次の図は、水の温度一圧力相図である。 ABC の状態に当てはまる組合せは、次のうちどれか。 なお、 1気圧は1.013 × 105 [Pa] である。
A | B | C | |
1 | 固体 | 液体 | 気体 |
2 | 気体 | 固体 | 液体 |
3 | 液体 | 気体 | 固体 |
4 | 液体 | 固体 | 気体 |
5 | 固体 | 気体 | 液体 |
5
【解説】
水は0℃以下で個体、100℃以下で液体、それ以上で気体になる。
温度‐圧力相図において、Aの領域は固体を、Bの領域は気体を、Cの領域は液体を表す
乙種第4類危険物取扱者過去問24
次の気体で、最も比重の大きいものはどれか。
ただし、 原子量はC=12、 H= 1, O= 16 とする。
1 水素(H2)
2 メタン (CH4)
3 二酸化炭素(CO2)
4 酸素(O2)
5 アセチレン(CH)
3
【解説】
1 水素1×2=2
2 メタン12+1×4=16
3 二酸化炭素12+16×2=44
4 酸素16×2=32
5 アセチレン12×2+1×2=26
よって二酸化炭素が最も比重が大きい。
乙種第4類危険物取扱者の過去問を解く!乙4試験対策まとめ
過去問で乙種第4類危険物取扱者試験問題の出題形式に慣れよう
解答を読んでしっかり復習!
分からなかったところはテキストカテゴリーを見直してください。
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