危険物乙4問題(解答・解説付き)よく出る問題にチャレンジ!

危険物乙4問題 危険物乙4無料問題集★過去問形式

危険物取扱者試験(乙4)でよく出る類似問題を集めました。(全50問)

解答解説付きですので、ぜひチャレンジしてみてください。

危険物乙4問題(解答・解説付き)よく出る問題にチャレンジ!

【1】 第1類から第6類の性状で正しいものはどれか。

(1) 第3類の危険物は、 自然発火・禁水性の液体である。

(2) 第2類の危険物は、可燃性の液体である。

(3) 第1類の危険物は、可燃性の固体である。

(4) 第5類の危険物は、 自己反応性の固体又は液体である。

(5)第6類の危険物は、 引火性の液体である。

(4)

【解説】

(1) 第3類の危険物は、 自然発火・禁水性の固体または液体である。

(2) 第2類の危険物は、可燃性の固体である。

(3) 第1類の危険物は、酸化性の固体である。

(4) 第5類の危険物は、 自己反応性の固体又は液体である。(○)

(5)第6類の危険物は、 酸化性の液体である。

【2】第1類から第6類の性状で正しいものはどれか。

(1)第6類の危険物は、 燃えない液体である。

(2) 第1類の危険物は、 燃える固体である。

(3) 第5類の危険物は、 引火性の固体又は液体である

(4) 第4類の危険物は、可燃性の固体又は液体である。

(5)第2類の危険物は、引火性の固体である

(1)

【解説】

(1)第6類の危険物は、 燃えない液体である。(○)

(2) 第1類の危険物は、 燃えない固体である。

(3) 第5類の危険物は、 自己反応性の固体又は液体である。

(4) 第4類の危険物は、引火性の液体である。

(5)第2類の危険物は、可燃性の固体である。

【3】 第1類から第6類の注意事項として正しいものはどれか。

(1) 第1類の危険物の注意事項は、火気注意である。

(2) 第3類の危険物の注意事項は、 火気厳禁・禁水である。

(3) 第2類の危険物の注意事項は、火気注意・自然発火注意である。

(4)第4類の危険物の注意事項は、 可燃物接触注意である。

(5)第5類の危険物の注意事項は、 衝撃・火気注意である。

(2)

【解説】

(1) 第1類の危険物の注意事項は、可燃物接触注意である。

(2) 第3類の危険物の注意事項は、 火気厳禁・禁水である。(○)

(3) 第2類の危険物の注意事項は、火気注意 ・火気厳禁である。

(4)第4類の危険物の注意事項は、 火気厳禁である。

(5)第5類の危険物の注意事項は、 衝撃・火気厳禁である。

【4】 危険物ではないものは、いくつあるか。

水素・酸素・灯油・軽油・酢酸・アセトン・ベンゼン

ギヤー油 ・ 菜種油・アマニ油・キリ油

(1)1つ  (2) 2つ (3)3つ  (4) 4つ  (5)5つ

(2)

【解説】

気体はないため(水素、酸素)

【5】 4類の共通する性質について正しいものはどれか。

(1) すべて蒸気は空気より重い。

(2) 水に溶けるものは、電気の不良導体で静電気を発生しやすく蓄積しやすい。

(3)容器は蒸気の発生を防止するため、 空間を残さないよう容器に詰めて密栓する。

(4) 高所に残った蒸気を高所から外へ排出する。

(5) アルコール・有機溶剤・水に溶ける。

(1)

【解説】

(1) すべて蒸気は空気より重い。(○)

(2) 水に溶けないものは、電気の不良導体で静電気を発生しやすく蓄積しやすい。

(3)容器は蒸気の発生を防止するため、 空間を残して容器に詰めて密栓する。

(4)低所に残った蒸気を高所から外へ排出する。

(5) アルコール・有機溶剤に溶ける。(水に溶けないものが多い)

【6】 水に溶けるものは、いくつあるか。

軽油・アセトン・酸化プロピレン・氷酢酸・重油・

二硫化炭素・キシレン・エチルアルコール

(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4) 4つ (5)5つ

(4)

アセトン、酸化プロピレン、氷酢酸、エチルアルコール

【7】 液比重が1以上のものは、いくつあるか。

灯油・軽油・二硫化炭素・氷酢酸・重油・ アセトン・グリセリン・ジエチルエーテル・キシレン

(1)1つ (2) 2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ

(3)

二硫化水素、氷酢酸、グリセリン

【8】 燃焼範囲の定義で、 正しいものはどれか。

燃焼範囲とは、 [1] において [2] することができる [3] の濃度範囲のこと。

(1) 1空気中 2燃焼 3可燃性蒸気

(2) 1空気中 2分解 3可燃性蒸気

(3) 1空気中 2酸化 3引火性蒸気

(4) 1蒸気中 2燃焼 3引火性蒸気

(5) 1液体中 2 酸化 3引火性蒸気

(1)1空気中 2燃焼 3可燃性蒸気

【9】 引火点の定義で、正しいものはどれか。

引火点とは、[1] が空気中で引火するのに十分な濃度の蒸気を [2]に発生 するときの [3] をいう。

(1) 1可燃性固体 2固面上 3最低の液温

(2) 1引火性固体 2固面上 3最高の液温

(3) 1可燃性液体 2液面上 3最低の液温

(4) 1引火性固体 2液面上 3最低の液温

(5) 1可燃性液体 2液面上 3最高の液温

(3) 1可燃性液体 2液面上 3最低の液温

【10】 引火点が低いものから高いものへ並べられているものはどれか。

(1) 灯油 ニトロベンゼン メチルエチルケトン

(2) 二硫化炭素 ベンゼン アセトアルデヒド

(3) アセトン 軽油 エチレングリコール

(4) メチルアルコール ガソリン 重油

(5) クレオソート油 ギ酸 ピリジン

(3)アセトン 軽油 エチレングリコール

【解説】引火点が低い順:特殊引火物→第一石油類→アルコール類→第二石油類→第三石油類

(1) メチルエチルケトン 灯油 ニトロベンゼン

(2) ベンゼン( アセトアルデヒド、二硫化水素※特殊引火物)

(4) ガソリン 重油 メチルアルコール

(5) ピリジン ギ酸 クレオソート油

【11】 特殊引火物について正しいものはどれか。

(1)特殊引火物とは、 1気圧で発火点300°C以下のもの又は引火点が-20°C 以下で、 沸点が40°C以下のものをいう。

(2) ジエチルエーテルは、 日光や空気に接触すると過酸化物を生じ、 加熱・衝 撃などで爆発の危険性がある。

(3) 二硫化炭素は、水より軽く水中貯蔵される。

(4) アセトアルデヒドは、水に溶けない。

(5) 酸化プロピレンは、重合する性質で水に溶けない。

(2)

【解説】

(1)特殊引火物とは、 1気圧で発火点100°C以下のもの又は引火点が-20°C 以下で、 沸点が40°C以下のものをいう。

(2) ジエチルエーテルは、 日光や空気に接触すると過酸化物を生じ、 加熱・衝 撃などで爆発の危険性がある。(○)

(3) 二硫化炭素は、水より重く水中貯蔵される。

(4) アセトアルデヒドは、水に溶け

(5) 酸化プロピレンは、重合する性質で水に溶け

【12】 第4類の危険物について、 常温(20°C)で引火するものは、いくつあるか。

軽油・二硫化炭素・氷酢酸・重油・モータ油・ジエチルエーテル・クロロベンゼン

(1)1つ  (2) 2つ  (3)3つ  (4) 4つ  (5)5つ

(2)2つ(二硫化炭素、ジエチルエーテル)

【13】 第一石油類について正しいものはどれか。

(1) 第一石油類は、 1気圧において、 引火点が12°C未満のものをいう。

(2) ガソリンは、 褐色に着色されていて、 液比重は1以下である。

(3) ガソリンの引火点は、-40°Cで、 発火点は100°C、 燃焼範囲は、 1.4~ 7.6%である。

(4) アセトンは、 水溶性である。

(5) トルエンの蒸気は、 無毒である。

(4)

【解説】

(1) 第一石油類は、 1気圧において、 引火点が21°C未満のものをいう。

(2) ガソリンは、 オレンジ色に着色されていて、 液比重は1以下である。

(3) ガソリンの引火点は、-40°Cで、 発火点は300°C、 燃焼範囲は、 1.4~ 7.6%である。

(4) アセトンは、 水溶性である。(○)

(5) トルエンの蒸気は、有毒である。

【14】 第二石油類について正しいものはどれか。

(1)第二石油類は、1気圧において、 引火点が21°C以上100°C未満のものをいう。

(2) 灯油の引火点は、 約40°C以上で、 発火点は300°Cである。

(3) 軽油の引火点は、約15°C以上で、 色は、 淡黄色・淡褐色である。

(4) 氷酢酸は、水より重く、 水に溶けない。

(5) キシレンは、三種類の異性体がある。

(5)

【解説】

(1)第二石油類は、1気圧において、 引火点が21°C以上70°C未満のものをいう。

(2) 灯油の引火点は、 約40°C以上で、 発火点は220°Cである。

(3) 軽油の引火点は、約45°C以上で、 色は、 淡黄色・淡褐色である。

(4) 氷酢酸は、水より重く、 水に溶け

(5) キシレンは、三種類の異性体がある。(○)

【15】 第三石油類について正しいものはどれか。

(1) 第三石油類は、1気圧において、 引火点が70°C以上250°C未満のものを いう。

(2) 重油の発火点は、 約100°C以上である。

(3) 重油は、 燃えにくいが、いったん燃え始めると消火が困難となる。

(4)クレオソート油は、 赤色・暗緑色である。

(5) グリセリンは、水より重く、水に溶けない。

(3)

【解説】

(1) 第三石油類は、1気圧において、 引火点が70°C以上200°C未満のものを いう。

(2) 重油の発火点は、 約250°C以上である。

(3) 重油は、 燃えにくいが、いったん燃え始めると消火が困難となる。(○)

(4)クレオソート油は、 黄色・暗緑色である。

(5) グリセリンは、水より重く、水に溶ける。

【16】 第四石油類について正しいものはどれか。

(1) 第四石油類は、 1気圧において、 引火点が200°C以上 250°C未満のものを いう。

(2) ギヤー油、ツバキ油は、 第四石油類である。

(3) シリンダー油、 クレオソート油は、 第四石油類である。

(4) タービン油、 アマニ油は、 第四石油類である。

(5) モータ油、ヒマシ油は、 第四石油類である。

(1)

【解説】

(1) 第四石油類は、 1気圧において、 引火点が200°C以上 250°C未満のものを いう。(○)

(2) ギヤー油、動植物油類は、 第四石油類である。

(3) シリンダー油、 第三石油類は、 第四石油類である。

(4) タービン油、 動植物油類は、 第四石油類である。

(5) モータ油、動植物油類は、 第四石油類である。

【17】 アルコール類について正しいものはどれか。

(1) アルコール類とは、 1分子を構成する炭素の原子数が水に溶ける1個から5個までの飽和一価アルコールをいう。

(2) メチルアルコールは、 引火点が約21°Cである。

(3) エチルアルコールは、 引火点が約13°Cである。

(4) 有毒なのは、 エチルアルコールである。

(5) アルコールを水で希釈すると、 引火点は低くなる。

(3)

【解説】

(1) アルコール類とは、 1分子を構成する炭素の原子数が水に溶ける1個から3個までの飽和一価アルコールをいう。

(2) メチルアルコールは、 引火点が約11°Cである。

(3) エチルアルコールは、 引火点が約13°Cである。(○)

(4) 有毒なのは、 メチルアルコールである。

(5) アルコールを水で希釈すると、 引火点は高くなる。

【18】 動植物油類について正しいものはどれか。

(1) 動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したもので、1気圧において、 引火点が350°C未満のものをいう。

(2) ヨウ素価によって、 乾性油、 半乾性油、 全乾性油に分類される。

(3) ヨウ素価 150以上を乾性油という。

(4)乾性油には、 アマニ油、オリーブ油がある。

(5) 乾性油のついたぼろ布を山積みにすると、 酸化熱により自然発火することがある。

(5)

【解説】

(1) 動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したもので、1気圧において、 引火点が250°C未満のものをいう。

(2) ヨウ素価によって、 乾性油、 半乾性油、 乾性油に分類される。

(3) ヨウ素価 130以上を乾性油という。

(4)乾性油には、 アマニ油、キリ油がある。

(5) 乾性油のついたぼろ布を山積みにすると、 酸化熱により自然発火することがある。(○)

【19】 化合物はいくつあるか。

水・空気 ・ 食塩水 二酸化炭素・酸素・塩化ナトリウム 灯油・軽油・ エチルアルコール・重油

(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ

(4)

【解説】

化合物は、

水、二酸化炭素、塩化ナトリウム、エチルアルコール

【20】 単体はいくつあるか。

水・空気・食塩水・二酸化炭素・酸素・塩化ナトリウム 灯油・軽油・ エチルアルコール・重油

(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ

(1)

【解説】酸素

【21】 混合物はいくつあるか。

水・空気 ・ 食塩水・二酸化炭素・酸素・塩化ナトリウム・灯油・軽油・エチルアルコール・重油

(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ

(5)

【解説】

空気、食塩水、灯油、軽油、重油

【22】 同素体でないものはどれか。

(1)酸素とオゾン

(2)O₂とO₃

(3) 黒鉛とダイヤモンド

(4)濃硫酸と希硫酸

(5)黄リン と赤リン

(4)

【解説】

濃硫酸と希硫酸は濃度の違いであり化学式は同じ

【23】 燃焼について、正しいものはどれか。

(1)表面燃焼とは、 可燃性の液体が液面から蒸発する可燃性蒸気が空気と混合 して燃えることである。

(2) 表面燃焼は、木材、 石炭、プラスチックが燃焼する形態である。

(3) 分解燃焼は、 木炭、 コークスが燃焼する形態である。

(4) 内部 (自己) 燃焼は、セルロイド、ニトロセルロース等分子内に酸素を含んでいる物質が含有する酸素で燃焼することである。

(5) 一酸化炭素は、 可燃物ではなく、 無毒である。

(4)

【解説】

(1)蒸発燃焼とは、可燃性の液体が液面から蒸発する可燃性蒸気が空気と混合して燃えることである。

(2) 分解燃焼は、木材、 石炭、プラスチックが燃焼する形態である。

(3) 表面燃焼は、木炭、 コークスが燃焼する形態である。

(4) 内部 (自己) 燃焼は、セルロイド、ニトロセルロース等分子内に酸素を含んでいる物質が含有する酸素で燃焼することである。(〇)

(5) 一酸化炭素は、 可燃物であり、 有毒である。

【24】次のうち正しいものはどれか。

(1)他の物質に酸素を与える性質のあるものを還元剤という。

(2)他の物質に水素を与える性質のあるものを酸化剤という。

(3) ガソリンが燃焼して、 二酸化炭素と水になるのを還元反応という。

(4) 鉄が空気中でさびるのを還元反応という。

(5) 反応する相手の物質によって、酸化剤として作用したり、 還元剤として作 用する物質がある

(5)

【解説】

(1)他の物質に酸素を与える性質のあるものを酸化剤という。

(2)他の物質に水素を与える性質のあるものを還元剤という。

(3) ガソリンが燃焼して、 二酸化炭素と水になるのを酸化反応という。

(4) 鉄が空気中でさびるのを酸化反応という。

(5) 反応する相手の物質によって、酸化剤として作用したり、 還元剤として作 用する物質がある。(〇)

貯蔵所

【25】物質の三態について、正しいものはどれか。

(1) 液体から固体になる変化を凝縮という。

(2) 気体から固体になる変化を蒸発という。

(3) 液体から気体になる変化を融解という。

(4) 固体から液体になる変化を昇華という。

(5) 気体から液体になる変化を凝縮という。

(5)

【解答】

(1) 液体から固体になる変化を凝固という。

(2) 気体から固体になる変化を昇華という。

(3) 液体から気体になる変化を蒸発という。

(4) 固体から液体になる変化を融解という。

(5) 気体から液体になる変化を凝縮という。(〇)

【26】 熱の吸収・放出について、正しいものはどれか。

(1) 氷は、熱を放出して水になる。

(2) 水蒸気は、 熱を吸収して水になる。

(3) 水は、 熱を吸収して水蒸気になる。

(4) 固体は、熱を放出して液体になる。

(5) 気体は、熱を吸収して液体になる。

(3)

【解説】

(1) 氷は、熱を吸収して水になる。

(2) 水蒸気は、熱を放出して水になる。

(3) 水は、熱を吸収して水蒸気になる。(〇)

(4) 固体は、熱を吸収して液体になる。

(5) 気体は、熱を放出して液体になる。

【27】 熱について、 正しいものはどれか。

(1)0°Cの氷を 0°Cの水に変えるための熱を顕熱という。

(2)同じ温度で、 状態変化させるための熱を潜熱という。

(3) 物体の温度変化に必要な熱を潜熱という。

(4) 固体が空気中の水分を吸収して、自ら溶ける現象を風解という。

(5) 固体の水分が蒸発して、 粉末状になることを潮解という。

(2)

【解説】

(1)0°Cの氷を 0°Cの水に変えるための熱を潜熱という。

(2)同じ温度で、 状態変化させるための熱を潜熱という。(〇)

(3) 物体の温度変化に必要な熱を顕熱という。

(4) 固体が空気中の水分を吸収して、自ら溶ける現象を潮解という。

(5) 固体の水分が蒸発して、粉末状になることを風解という。

【28】 沸点について、正しいものはどれか。

沸点とは、 液体の [1] と [2] とが等しくなるときの液温をいう。 また沸点は加圧すると [3] なり、 減圧すると [4] なる。

(1) 1最高蒸気圧、2外圧、3高く、4高く

(2) 1最高蒸気圧、2外圧、3低く、4低く

(3) 1飽和蒸気圧、2内圧、3低く、4高く

(4) 1飽和蒸気圧、2外圧、3高く、4低く

(5) 1飽和蒸気圧、2内圧、3高く、4低く

(4)1飽和蒸気圧、2外圧、3高く、4低く

【29】 次のうち正しいものはどれか。

(1)水の比重は、0°Cのときが一番大きい。

(2)水の比熱は、他の物質より一番小さい。

(3)物質1gの温度を1K(1°C) だけ上昇するのに必要な熱量を比熱という。

(4) ある物体の温度を1K(1°C) だけ上昇するのに必要な熱量を顕熱という。

(5)熱量[J]は、熱容量 × 重さ [g] ×温度差 [°C] で計算される。

(3)

【解説】

(1)水の比重は、4°Cのときが一番大きい。

(2)水の比熱は、他の物質より一番大きい

(3)物質1gの温度を1K(1°C) だけ上昇するのに必要な熱量を比熱という。(〇)

(4) ある物体の温度を1K(1°C) だけ上昇するのに必要な熱量を熱容量という。

(5)熱量[J]は、比熱× 重さ [g] ×温度差 [°C] で計算される。

【30】 危険物取扱者免状について、 次のうち正しいものはどれか。

(1) 免状を亡失したときは、 亡失した区域を管轄する都道府県知事に再交付を申請しなければならない。

(2) 危険物の取扱いは免状を持った者が行うが、 危険物取扱者以外の者は、免状を持った者が立ち会って行う。

(3) 甲種・乙種危険物免状は、 危険物を取扱うときだけに携帯しなければならない。

(4) 再交付後亡失した免状を発見したときは、遅滞なく、 再交付を受けた都道 府県知事に提出しなければならない。

(5) 書換えするときは、当該免状を交付した都道府県知事又は居住地もしく は勤務地を管轄する都道府県知事に申請する。

(5)

【解説】

(1) 免状を亡失したときは、 交付または書換えをした都道府県知事に再交付を申請しなければならない。

(2) 危険物の取扱いは免状を持った者が行うが、 危険物取扱者以外の者は、免状を持った者(丙種はNG)が立ち会って行う。

(3) 甲種・乙種危険物免状は、 危険物を取扱うときや立会い、移送同乗時にもに携帯しなければなら ない。

(4) 再交付後亡失した免状を発見したときは、10日以内に、 再交付を受けた都道 府県知事に提出しなければならない。

(5) 書換えするときは、当該免状を交付した都道府県知事又は居住地もしく は勤務地を管轄する都道府県知事に申請する。(〇)

【31】 保安講習について、 次のうち正しいものはどれか。

(1) 危険物作業に従事しているときは、1年に1回保安講習を受けなければな らない。

(2) 危険物作業に従事していないときは、3年に1回保安講習を受けなければ ならない。

(3) 危険物作業に従事しだして1年以内に保安講習を受けなければならない。

(4) 免許返納命令を受け返納して2年経過しない者や、罰金以上の刑でその執行を終わって2年経過しない者は免状は交付されない。

(5) 危険物免状を持っている者は、 実務経験が6ヶ月以上で、保安監督者にな れる。

(3)

【解説】

(1) 危険物作業に従事しているときは、3年に1回保安講習を受けなければな らない。

(2) 危険物作業に従事していないときは、3年に1回保安講習を受講する必要はない。

(3) 危険物作業に従事しだして1年以内に保安講習を受けなければならない。(〇)

(4) 免許返納命令を受け返納して1年経過しない者や、罰金以上の刑でその執行を終わって2年経過しない者は免状は交付されない。

(5) 危険物免状を持っている者(丙種はなれない)は、 実務経験が6ヶ月以上で保安監督者にな れる。

【32】次のうち正しいものはどれか。

(1)製造所等を譲り受けたときは、都道府県知事に届出なければならない。

(2) 製造所等の位置・構造又は設備の変更をするときは、市町村等の許可が必要である。

(3)製造所等を廃止するときは、市町村長等の承認を受けなければならない。

(4) 製造所等を設置するときは、 市町村長等の認可を受けなければならない。

(5) 製造所等にある危険物の倍数を変更するときは、直ちに市町村長等へ届出なければならない。

(2)

【解説】

(1)製造所等を譲り受けたときは、市町村長等に届出なければならない。

(2) 製造所等の位置・構造又は設備の変更をするときは、市町村等の許可が必要である。(〇)

(3)製造所等を廃止するときは、市町村長等の届け出をしなければならない。

(4) 製造所等を設置するときは、 市町村長等の許可を受けなければならない。

(5) 製造所等にある危険物の倍数を変更するときは、10日前までに市町村長等へ届出なければならない。

【33】 次のうち正しいものはどれか。

(1)危険物の位置・構造又は設備の変更で、変更工事に係る部分以外の部分を 完成検査前に仮に使用することを仮使用といい、 消防長・ 消防署長に承認 を受けなければならない。

(2) 予防規程を作成したり、 変更したりしたときは、 消防長 消防署長に認可 を受けなければならない。

(3) 危険物施設を譲渡又は引渡をするときは、 10日前までに、市町村長等に届 出なければならない。

(4) 指定数量以上の危険物を10日以内の期間仮に貯蔵し取扱うことを、仮貯蔵・ 仮取扱いといい、 市町村長等に許可を受けなければならない。

(5)危険物保安統括管理者・危険物保安監督者の選任又は解任は、遅滞なく市 町村長等に届出なければならない。

(5)

【解説】

(1)危険物の位置・構造又は設備の変更で、変更工事に係る部分以外の部分を 完成検査前に仮に使用することを仮使用といい、 市町村長等に承認を受けなければならない。

(2) 予防規程を作成したり、 変更したりしたときは、 市町村長等に認可 を受けなければならない。

(3) 危険物施設を譲渡又は引渡をするときは、 遅滞なく、市町村長等に届 出なければならない。

(4) 指定数量以上の危険物を10日以内の期間仮に貯蔵し取扱うことを、仮貯蔵・ 仮取扱いといい、 消防長・消防署長に承認を受けなければならない。

(5)危険物保安統括管理者・危険物保安監督者の選任又は解任は、遅滞なく市 町村長等に届出なければならない。(〇)

【34】 次の危険物を、 同一場所で貯蔵する場合、 指定数量の倍率を求めなさい。

アセトン 800リットル

氷酢酸 2,000リットル

二硫化炭素 500リットル

エタノール 1,200リットル

(1)14 (2)15 (3)16 (4)17 (5)18

(3)

【解説】

アセトン⇒800/400=2

氷酢酸⇒2,000/2,000=1

二硫化炭素⇒500/50=10

エタノール⇒1200/400=3

2+1+10+3=16

【35】次の危険物を、同一場所で貯蔵する場合、指定数量の倍率を求めなさい。

重油 1,000リットル

軽油 2,000リットル

ガソリン 600リットル

灯油 1,500リットル

(1)6.0 (2)7.0 (3)8.0 (4)9.0 (5)10.0

(2)

【解説】

重油⇒1,000/2,000=0.5

軽油⇒2,000/1,000=2

ガソリン⇒600/200=3

灯油⇒1,500/1,000=1.5

0.5+2+3+1.5=7

【36】保安距離について、 正しいものはどれか。

(1) 危険物と住宅は、 5m以上離れている。

(2) 危険物と重要文化財は、 30m以上離れている。

(3) 危険物と大学には、 保安距離は必要ない。

(4) 危険物と高等学校は、 20m以上離れている。

(5) 危険物と5万Vの特別高圧架空電線は、 3m以上離れている。

(3)

【解説】

(1) 危険物と住宅は、 10m以上離れている。

(2) 危険物と重要文化財は、 50m以上離れている。

(3)危険物と大学には、 保安距離は必要ない。(〇)

(4) 危険物と高等学校は、 30m以上離れている。

(5) 危険物と5万Vの特別高圧架空電線は、 5m以上離れている。

【37】 保安距離が必要でないものは、いくつあるか。

  • 屋内貯蔵所
  • 屋内タンク貯蔵所
  • 給油取扱所
  • 移動タンク貯蔵所
  • 屋外貯蔵所
  • 屋外タンク貯蔵所
  • 地下タンク貯蔵所
  • 販売取扱所

(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ

(5)

【解説】必要でないものは以下のとおり。

  • 屋内タンク貯蔵所
  • 給油取扱所
  • 移動タンク貯蔵所
  • 地下タンク貯蔵所
  • 販売取扱所

【38】製造所について、正しいものはどれか。

(1) 屋根は、 難燃材料で作る。

(2) 窓・出入口は耐火設備であること。

(3) 窓は、 防弾ガラスであること。

(4) 床は、 危険物が浸透せず、 傾斜を付けて、 ためますにする。

(5) 建築物は、地階を設けてもよい。

(4)

【解説】

(1) 屋根は、 不燃材料で作る。

(2) 窓・出入口は防火設備であること。

(3) 窓は、 網入りガラスであること。

(4) 床は、 危険物が浸透せず、 傾斜を付けて、 ためますにする。(〇)

(5) 建築物は、地階を設けてはいけない。

【39】 屋内貯蔵所・屋内タンク貯蔵所について、正しいものはどれか。

(1) どちらも、 保安距離・保有空地は必要である。

(2) どちらも、 床は地盤面以上である。

(3) 屋内貯蔵所は、 高さ 5m 未満の平屋建てで、 1000m2以下である

(4) 屋内貯蔵所では、 危険物を多量に貯蔵するとき、 指定数量を10倍ごとに かつ 0.5m以上の間隔をおいて貯蔵する。

(5) 屋内タンク貯蔵所は、指定数量の10倍以下とし、第二石油類・第三石油類は、 10000リットル以下である。

(2)

【解説】

(1) どちらも、 保安距離・保有空地は必要でない。(屋内タンク貯蔵所は必要ではない)

(2) どちらも、 床は地盤面以上である。(〇)

(3) 屋内貯蔵所は、 高さ 6m 未満の平屋建てで、1000m²以下である

(4) 屋内貯蔵所では、 危険物を多量に貯蔵するとき、 指定数量を10倍ごとに かつ 0.3m以上の間隔をおいて貯蔵する。

(5) 屋内タンク貯蔵所は、指定数量の40倍以下とし、第二石油類・第三石油類は、 20000リットル以下である。

【40】 屋外貯蔵所・屋外タンク貯蔵所について、正しいものはどれか。

(1) 屋外貯蔵所に貯蔵できるものは、 第2類の硫黄・引火性固体、アルコール、 第二・第三・第四石油類などである。

(2) 屋外タンクの防油堤の容量は、当該タンク容量の150% 以上である。

(3) 屋外タンクの防油堤の高さは、0.5m以上で、 材質が、 コンクリート又は土で作られたものである。

(4) 屋外タンクの防油堤の水抜口は、 常に開けておく。

(5) どちらも、 容量は10000リットル以下である。

(1)

【解説】

(1) 屋外貯蔵所に貯蔵できるものは、 第2類の硫黄・引火性固体、アルコール、 第二・第三・第四石油類などである。(〇)

(2) 屋外タンクの防油堤の容量は、当該タンク容量の110% 以上である。

(3) 屋外タンクの防油堤の高さは、0.5m以上で、 材質が、 鉄筋コンクリート又は 土で作られたものである。

(4) 屋外タンクの防油堤の水抜口は、 常に閉めておく。

(5) どちらも、 容量は制限なし

【41】 地下タンク貯蔵所・簡易タンク貯蔵所について、正しいものはどれか。

(1) どちらも、 保安距離・保有空地は必要でない。

(2) 地下タンクの容量は無制限で、簡易タンクの容量は、 1000リットル以下である。

(3) 地下タンクの周囲2カ所に漏えい検査管を設ける。

(4) 地下タンクでは、第5種の消火設備を2個以上設ける。

(5) ほとんどの給油取扱所は、地下タンクではない。

(3)

【解説】

(1) どちらも、 保安距離・保有空地は必要でない。(×簡易タンク貯蔵所は保有空地が必要)

(2) 地下タンクの容量は無制限で、簡易タンクの容量は、600リットル以下である。

(3) 地下タンクの周囲4カ所に漏えい検査管を設ける。

(4) 地下タンクでは、第5種の消火設備を2個以上設ける。(〇)

(5) ほとんどの給油取扱所は、地下タンクである。

【42】 移動タンク貯蔵所について、正しいものはどれか。

(1) 移動タンク貯蔵所は、保安距離・保有空地は必要ない。

(2) 移動タンク貯蔵所の容量は10000リットル以下である。

(3) 移送するときは、 完成検査済書と定期点検記録簿は、事務所に保管する。

(4) 移送するときは、危険物取扱免状は、事務所に保管する。

(5) 移動タンク貯蔵所では、第4種の消火設備を2個以上設ける。

(1)

【解説】

(1) 移動タンク貯蔵所は、保安距離・保有空地は必要ない。(〇)

(2) 移動タンク貯蔵所の容量は30000リットル以下である。

(3) 移送するときは、 完成検査済書と定期点検記録簿は、車内に常備する。

(4) 移送するときは、危険物取扱免状は、常に携帯する。

(5) 移動タンク貯蔵所では、第5種の消火設備を2個以上設ける。

【43】 給油取扱所について、 正しいものはどれか。

(1)給油取扱所は、 保安距離・保有空地は必要である。

(2) 給油取扱所のタンク容量は30000リットル以下で、 廃油タンクの容量は、 10000リットル以下である。

(3) 給油空地は、 間口10m 以上、 奥行 10m 以上の空地を保有すること。

(4) 原動機付き自転車に鋼製ドラムよりガソリンを給油した。

(5) 給油するときは、 自動車の原動機を停止して、 固定給油設備を使用して直 接給油する。

(5)

【解説】

(1)給油取扱所は、 保安距離・保有空地は必要ない。

(2) 給油取扱所のタンク容量は無制限で、 廃油タンクの容量は、 10000リットル以下である。

(3) 給油空地は、 間口10m以上、 奥行 6m以上の空地を保有すること。

(4) 原動機付き自転車に固定給油設備よりガソリンを給油した。(×鋼製ドラム)

(5) 給油するときは自動車の原動機を停止して、固定給油設備を使用して直接給油する。(〇)

【44】 給油取扱所について、正しいものはどれか。

(1) 車の洗剤に、 引火性を有する液体の洗剤を使用した。

(2) 自動車の一部が給油空地からはみ出して、 給油した。

(3) 移動タンク貯蔵所から、 給油取扱所のタンクに入れるとき、 引火点が40°C 未満の危険物の場合、 原動機を停止する。

(4) セルフ型スタンドで、 ハイオクは赤色、 レギュラーは黄色、 軽油は緑色、 灯油は青色の表示をする。

(5) セルフ型スタンドでは、 第2種泡消火設備を設置する。

(3)

【解説】

(1) 車の洗剤に、 引火性を有する液体の洗剤は使えない。

(2) 自動車の一部が給油空地からはみ出して、給油した。(×はみ出してはいけない)

(3) 移動タンク貯蔵所から、 給油取扱所のタンクに入れるとき、 引火点が40°C 未満の危険物の場合、 原動機を停止する。(〇)

(4) セルフ型スタンドで、 ハイオクは黄色、 レギュラーは赤色、 軽油は緑色、 灯油は青色の表示をする。

(5) セルフ型スタンドでは、 第3種泡消火設備を設置する。

【45】 販売取扱所・移送取扱所について、 正しいものはどれか。

(1) どちらも、 保安距離・保有空地は必要でない。

(2) 指定数量の倍数が15倍以下は第2種販売取扱所、15倍を超えて40倍以 下は第1種販売取扱所である。

(3) 販売取扱所とは、 容器に収納し、 小分けして販売する施設である。

(4) 移送取扱所とは、車で移動しながら危険物を取扱う施設である。

(5) 一般取扱所とは、 危険物以外のものを製造、 又は危険物の取扱自体を目的とする施設で、 塗装工場やボイラー室などがある。

(5)

【解説】

(1) どちらも、 保安距離・保有空地は必要でない。(×移送取扱所は必要)

(2) 指定数量の倍数が15倍以下は第1種販売取扱所、15倍を超えて40倍以下は第2種販売取扱所である。

(3) 販売取扱所とは容器に収納し、 そのまま販売する施設である。

(4) 移送取扱所とは、配管およびポンプ等によって危険物を取扱う施設である。

(5) 一般取扱所とは、 危険物以外のものを製造、又は危険物の取扱自体を目的とする施設で、 塗装工場やボイラー室などがある。(〇)

【46】 危険物の取扱・貯蔵などについて、 次のうち正しいものはどれか。

(1) ためます又は油分離装置にたまった危険物は、あふれないように1日に1回くみ上げること。

(2) 危険物のクズ・カス等は1日に1回以上、 破棄等の処置をすること。

(3) 建築物等は、当該危険物の性質に応じた有効な遮光又は換気は必要ない。

(4)危険物が残存している施設・機械器具・容器など修理する場合は、 安全な 場所で行うこと。

(5) 給油取扱所で、 車を引火性のある洗剤で洗車した。

(2)

【解説】

(1) ためます又は油分離装置にたまった危険物は、あふれないように随時くみ上げること。

(2) 危険物のクズ・カス等は1日に1回以上、 破棄等の処置をすること。(〇)

(3) 建築物等は、当該危険物の性質に応じた有効な遮光又は換気は必要である。

(4)危険物が残存している施設・機械器具・容器など修理する場合は、 安全な場所で行うこと。(×危険物を完全に取り除いてから行う)

(5) 給油取扱所で、 車を引火性のない洗剤で洗車した。

【47】 危険物の取扱・貯蔵などについて、 次のうち正しいものはどれか。

(1) 危険物を、安全な場所で、安全な方法で、 見張り人を付けて、焼却した。

(2) 屋内貯蔵所では、 危険物の温度が60°Cを超えないこと。

(3) 各タンクの計量口は、常に開放しておく。

(4) 防油堤の水抜口は、 雨が降ったらたまるので、常に開放しておくこと。

(5) 指定数量未満の危険物を貯蔵し取扱う場合の技術上の基準は、 都道府県条例で定める。

(1)

【解説】

(1) 危険物を安全な場所で安全な方法で、 見張り人を付けて、焼却した。(〇)

(2) 屋内貯蔵所では、 危険物の温度が55°Cを超えないこと。

(3) 各タンクの計量口は、常に閉めておく。

(4) 防油堤の水抜口は、 雨が降ったらたまるので、たまったら水抜きしてすぐに締めておくこと。

(5) 指定数量未満の危険物を貯蔵し取扱う場合の技術上の基準は、 市町村条例で定める。

【48】 運搬・積載について、次のうち正しいものはどれか。

(1)容器の材質は、鋼板・ガラス・陶器などである。

(2) 運搬容器は、 収納口を横に向けて積載すること。

(3) 指定数量以上の危険物を運搬するときは、 『危』 の標識を掲げ、 消火器を備 えること。

(4) 指定数量以上の危険物の運搬を行う場合は、 必ず免状を携帯すること。

(5) 容器は、 内容量の80%以下で、 55°Cでは漏れないような構造であること。

(3)

【解説】

(1)容器の材質は、鋼板・ガラス・陶器などである。(×陶器はダメ)

(2) 運搬容器は、 収納口をに向けて積載すること。

(3) 指定数量以上の危険物を運搬するときは『危』の標識を掲げ、消火器を備えること。(〇)

(4) 指定数量以上の危険物の運搬を行う場合は、 必ず免状を携帯すること。(×運搬には免状不要。積み下ろしは免状をもつ者が行うか、立会いが必要)

(5) 容器は、内容量の98%以下で、 55°Cでは漏れないような構造であること。

【49】 消火設備で、正しいものはどれか。

(1) 屋内消火栓設備は、 第3種消火設備である。

(2) スプリンクラー設備は、第2種消火設備である。

(3) 泡消火設備は、 第1種消火設備である。

(4) 大型消火器は、 第5種消火設備である。

(5) 小型消火器・乾燥砂は、第4種消火設備である。

(2)

【解説】

(1) 屋内消火栓設備は、 第1種消火設備である。

(2) スプリンクラー設備は、第2種消火設備である。(〇)

(3) 泡消火設備は、 第3種消火設備である。

(4) 大型消火器は、 第4種消火設備である。

(5) 小型消火器・乾燥砂は、第5種消火設備である。

【50】ベンゼンとトルエンの性状として、次のうち誤っているものはどれか。

(1) 無色透明な液体である。

(2)水に溶けるがアルコールには溶けない。

(3)引火点は常温(20°C) より低い。

(4)芳香族炭化水素に属し、 蒸気は芳香性がある。

(5)樹脂、油脂、ゴムをよく溶かす。

(2)

【解説】

ベンゼン、トルエンは水に溶けないでアルコールや有機溶剤に溶ける。

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