屋内貯蔵所の保有空地や指定数量について!基準や保安距離まとめ

屋内貯蔵所★危険物 乙4Webテキスト

屋内貯蔵所とは、屋内の場所で危険物を貯蔵しまたは取り扱う施設の事です。

屋内貯蔵所の保有空地や指定数量について!基準や保安距離

屋内貯蔵所の保有空地は以下のとおりです。

指定数量の倍数保有空地の幅
耐久構造の場合その他の場合
指定数量の5倍以下規定なし0.5m以上
指定数量の5倍超え10倍以下1m以上1.5m以上
指定数量の10倍超え20倍以下2m以上3m以上
指定数量の20倍超え50倍以下3m以上5m以上
指定数量の50倍超え200倍以下5m以上10m以上
指定数量の200倍超え10m以上15m以上

つまり、保安距離は必要となります。

また屋内貯蔵所での技術基準はこちら。

  • 高さ6m未満の平屋建て
  • 床面積は1,000㎡以下で、床は傾斜で地盤面以上にする(危険物が浸透しない材質)
  • 指定数量の10倍以下ごとに区分し、かつ30cm以上の間隔をおいて貯蔵する
  • 天井は設けない
  • 危険物の温度が55℃を超えないこと
  • 避雷針の設置(指定数量の10倍以上の施設)
  • 屋根は軽量な不燃材
  • 壁・柱・床は耐火構造
  • 掲示板(標識)の設置
  • 防火戸
  • 網入りガラス窓※延焼の恐れのある外壁には窓は設けない

【屋内貯蔵所★図解】

屋内貯蔵所★危険物

図解と併せて確認しておきましょう。

屋内貯蔵所の保有空地や指定数量について!基準や保安距離まとめ

指定数量の倍数保有空地の幅
耐久構造の場合その他の場合
指定数量の5倍以下規定なし0.5m以上
指定数量の5倍超え10倍以下1m以上1.5m以上
指定数量の10倍超え20倍以下2m以上3m以上
指定数量の20倍超え50倍以下3m以上5m以上
指定数量の50倍超え200倍以下5m以上10m以上
指定数量の200倍超え10m以上15m以上

以上です。

ありがとうございました。

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