物理変化や蒸発&沸騰&沸点について!図解で解説(危険物乙4対策)

物質の三態変化 乙4Webテキスト

この記事では、危険物取扱者乙4対策として物理変化・蒸発&沸騰&沸点について解説していきます。

物理変化➀物質の三態(危険物乙4対策)

固体から液体に変化することを【融解】その逆は凝固と言います。

液体から気体に変化することを【蒸発(気化)】といい、その逆は【凝縮(液化)】です。

固体から気体、気体から固体に変化することをどちらも【昇華】と呼びます。

物質の三態変化

物理変化②熱の吸収と放出(危険物乙4対策)

固体の氷は熱を吸収して水になります。

そして気体の水蒸気は熱を放出して水になります。

一方【潜熱(せんねつ)】とは、0℃の固体の氷を0℃の水に変えるための熱のこと。

同じ温度で状態変化させるための熱を【潜熱】といい、物体の温度変化に必要な熱を【顕熱(けんねつ)】と呼びます。

【水の三態変化と熱】

水の三態変化と熱

物理変化③潮解・風解(危険物乙4対策)

潮解と風解の定義は以下の通り。

潮解固体が空気中の水分を吸収して、自ら溶ける現象のこと
風解固体の水分が蒸発して粉末状になる現象

ちなみに物体が液体に溶けることを【溶解】というので併せて覚えておきましょう。

蒸発&沸騰&沸点(危険物乙4対策)

【蒸発と沸騰&圧力と沸点】

蒸発と沸騰&圧力と沸点

液体の表面から気化が起きることを【蒸発】

液体の中から気化が起こるのが【沸騰】です。

つまり蒸発と沸騰の違いは、気化が水の表面から起こるか、液体の中から起こるかという、気化の生じる場所が違うということですね。

また沸点とは、液体の飽和蒸気圧と外圧とが等しくなる時の液温を言い、加圧すると高くなり減圧すると低くなります。

物理変化や蒸発&沸騰&沸点(危険物乙4対策)まとめ

物理変化図解
固体から液体に変化することを【融解】
その逆は【凝固】
液体から気体に変化することを【蒸発(気化)】
その逆は【凝縮(液化)】
固体から気体、気体から固体に変化することをどちらも【昇華】
物質の三態変化
同じ温度で状態変化させるための熱を【潜熱】

物体の温度変化に必要な熱を【顕熱(けんねつ)】と呼ぶ
水の三態変化と熱
液体の表面から気化が起きることを【蒸発】
液体の中から気化が起こるのが【沸騰】
蒸発と沸騰&圧力と沸点
潮解固体が空気中の水分を吸収して、自ら溶ける現象のこと
風解固体の水分が蒸発して粉末状になる現象

【next★Webテキスト】

④水比重&蒸気比重と比熱・熱量・熱容量

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